セブ親子留学の費用と学校選び|2週間の生活費は?プロに頼んだ比較の正解

~はじめに~


 親子留学を真剣に考え始めたとき、真っ先に頭に浮かんだのが、宮村さんの顔でした。

 宮村さんは、25年前に日本で初めてフィリピン留学・セブ留学を紹介した人です。私がセブに語学留学したのは22年前ですが、その頃、日本側の窓口は彼一人しかいませんでした。

 それ以来、細く長く交流が続いています。
 宮村さんは「ビジネスとして」というより、フィリピンそのものに惚れ込んでいる人。セブにある語学学校をほぼすべて把握しており、有名なQQEnglishの立ち上げにも関わっていました。

ネット情報は本物?私が「セブ親子留学の比較」をプロに託した理由 

 親子留学を決断した時、最初は自分で情報を調べていました。でもネットには想像以上の数の学校が「良い情報」ばかりを載せています。
 古い情報、キレイすぎる情報、ふわっとした情報…。どの情報を信じていいのか分からなくなった私は心から思いました「子どもを連れていく以上、信頼できる情報が欲しい」と。
 情報がありすぎました。結局私は「セブ親子留学の比較」を自分一人で行うのはリスクが高いと感じ、セブの現場を知り尽くしている宮村さんを頼ることにしました。

 正直言うと、私自身も情報を集めることに疲れていました。
 口コミを100件読んでも良いことばかり。学校の公式ページはどこも美しく、違いが見えない。そして、いつの間にか混ざってくる怪しい情報。比較しようとすればするほど、不安だけが積み重なっていきました。
 「親として正しい判断をしたいのに、判断材料が足りない」。その焦りが決め手になり、最終的に「現場を知っている人」の言葉を借りようと思ったのです。

 

 2025年の秋、久々にコンタクトをとります。話はトントン拍子に進みました。

 彼と話していると、ぼんやりしていた希望が形になっていきました。食事の質や周囲の環境など、リアルな状況もたくさん教えてもらいました。
 ネットには載っていない情報、ネットとは真逆の情報もあり、生きた情報の大切さを教えてもらいました。

 その中で私が選んだのがIU(IU English Academy)

 決め手は、校長先生が現役ママというところでした。台湾資本はアットホームだよ、土日も3食ご飯が出るよ、まだ新しい学校だよ、日本人は少ないよ…たくさんのアドバイスを貰いました。
 でも、そんなことより何より校長先生がママで自分の息子を通わせたこともある、という事実に私は惚れました。

 少し話はそれますが、私はこれまで多くの塾や学校の現場を見てきました。残念ながら、その中には「自分の子どもは通わせない」と漏らす大人がいました。

 だから私にとって、校長先生の子どもも通ったという事実は=学校への自信や安心の裏付けとなりました。そしてそれは、即決に値する情報でした。

プロの忠告「5歳は早すぎる」── 理想だけでは語れないリアル

 全てが順調でした。相談してから実際にセブに行くまで1月半程度だったと思います。

 一つだけ引っかかったのは宮村さんが私の次男を指して「5歳は早すぎるかも」と言った点です。
 「セブの語学学校、基本的には未就学児は受け入れていないんだよ。そうなったのには理由がある。そこをよく考えてみて」「期待した成果は得られないよ、多分」と。

 留学を考えている親にとって、聞きたくない言葉ばかりでした。
 今振り返ってみると彼は、楽観的な話で背中を押すことはしませんでした。そして、その意味を理解しきれなかった私は、2章で記載した通り現地で洗礼を受けました。
※赤字にリンクはる?

セブ親子留学・3週間のリアルな生活費

 ただ、理想や覚悟だけでは留学は成立しません。
 実際に暮らしてみて、いちばん現実を突きつけられたのは「生活費」でした。ここでは、セブ親子留学の費用として親が現地で判断を迫られるリアルな金額を紹介します。

日本と変わらない?モールやチェーン店の物価

 モールやチェーン店は、日本とほぼ同じ価格帯になります。

 一番衝撃を受けたのがビーチサンダルの値段。サンダルは最低でも1足、できれば2足は持っていたい必需品です。でも我が家の場合、日本の季節が冬だったことも手伝って「現地で買えばいい」と用意していきませんでした。
 結果、セブで一番有名なショッピングモールAyalaのビーチサンダル専門店で1足5000円のサンダルを購入することになりました。×3人分で1万5000円の出費です。

 2週間、3週間セブに滞在するうちに、(庶民の市場)ダウンタウンなら3足100ペソ(900円)、一般的なスーパーマーケットなら1足150ペソ(450円)程度でサンダルが売られているのに気が付きました。時間と情報がない中、必要に迫られて買う品はどうしても高くなりがちです。結果的にかなり痛い出費となりました。

外食編:Jollibee(ジョリビー)から露店まで

 3食ご飯付きの学校を選んだので基本的に食費はかかりません。ですが、外出時や子どものモチベーションが下がった時などにはご褒美的な要素として外食を取り入れていました。

 ハンバーガーやピザなどのファーストフードは、気軽に利用できますが意外と高額。逆に地元の人が利用するテイクアウトのお店や露店は、ビックリするほど安価でおいしいものに出会えることもありました。
 

 子どもたちが好んだのは、フィリピンで一番人気のファーストフード「Jollibee」。大人の私には、ちょっとだけ甘めに感じる味付けが子どもの心に刺さったようで、「マックよりおいしい」「Wチーズバーガーが好き」と兄弟でよく話していました。

 基本的に安めの値段設定ですが、ハンバーガー+ポテト+ドリンクのセットを選ぶと1人分は250~300ペソ。3人分で900ペソ(2700円)の出費です。
 マクドナルドはもう少し高めの設定。「マックは高いから一回しか行けないよ」と子どもに説明して納得してくれる程度の値段でした。

 Jollibeeもマックも、もっと安価なメニューもあります。でも、そうしたメニューはフィリピン人が好むライスやパスタ、お肉中心のメニューで、子どもが食べたがるハンバーガーになると、一気に値段があがりました。

100倍の差も?場所で違う「食べ物」の物価事情

パン

 ITパーク周辺やAyaraなど、おしゃれな場所に入っているパン屋さんのパンは1個80~200ペソ(約240~600円)。同じパンでも地元の人が買う街のパン屋さんなら1個5ペソ(15円)でした。甘い系も惣菜系も一律5ペソなので、語学学校を出て3食自分たちで賄わなければならなくなった時は、とても助けられました。味は素朴。焼き立てのパンは、待ってでも買いたい美味しさです。

フルーツ

 フルーツは露店で購入するのが一番安価で味も秀逸でした。

 私が購入していたお店では、バナナは1キロで80ペソ(240円)、マンゴーは4個で140ペソ(460円)、ドリアンは1個400~600ペソ。交渉すれば半キロでも販売してくれます。バナナ1キロは相当な量になりますが、フィリピンのバナナはメチャクチャおいしい!ので意外と食べきれます。

 フルーツはスーパーに行くと倍近く値上げします。ただ安ければいいものでもありません。清潔感と値段と新鮮さを考慮して、どこのお店で買うかが大切でした。


 一番気になる水はどこでも入手できました。500ミリリットルのペットボトルが1本0.8~2ペソ。コンビニでもスーパーでもそれほど値段差はありません。街にはコインを投入して数量だけ水を買うウォーターサーバーもあります。

 観光地に行けば水の値段はあがりますが、それは日本でも同じこと。生活に必要なアイテムですが、気にする金額ではありませんでした。

テイクアウト


 地元の人々が利用するようなテイクアウトの食べ物は、安くておいしいものばかりでした。
 チキンの丸焼きは丸ごと一羽で500ペソ。ライス+メインのお肉+野菜がセットになったお弁当は200ペソでした。
 子ども達が一番気に入っていたのが、夕方~夜だけ営業するテイクアウト専門店。レストランで作られた料理を販売しているようでした。料理もデザートも1つ150~200ペソ。ラザニアやプリンなど、ちょっとお洒落な料理も多く、わざわざジプニーに乗って買いに行くほどハマりました。

タクシーからジプニーまで。セブの移動手段と費用の目安

交通手段

 セブの移動手段は、タクシー/バイクタクシー/ジプニー/トライシクルの4つになります。
 セブ親子留学中の交通費交通費は思っていた以上に安価。20年前から考えると倍の値段にはなりましたが、それでも安いのが移動費です。
 
 ・タクシー:10分で100ペソ(300円)が目安。メーター利用を確認すればボラレる心配もありません。配車アプリGrabも便利です。

 ・バイクタクシー:料金の目安はタクシーと同じです。ただし交渉性なので相場が頭に入っている必要があります。

 ・ジプニー: 料金は13〜15ペソ(40〜45円)。子ども料金は運転手によって「半額」だったり「大人と同額」だったりとケースバイケースです。
 ・トライシクル:
短距離移動(一人80ペソ程度)。見た目が可愛く子どもたちには
一番人気でした。

まとめ:3週間のセブ親子留学で使った総額は?

セブ=物価が安い地域と思っていると、意外な場所で出費がかさみます。ショッピングモールで食事や買い物をするなら、日本と同じかそれ以上の費用が必要となります。


 今回の体験談をまとめると、語学学校に通っていた3週間で、外食分・日用品・交通費などの生活費は およそ7万円 でした。なお、週末の島への小旅行や学校を出た後のホテル滞在費まで含めると、現地で使った金額は 約14万円 になります。
 生活面の細かい出費や相場感は、事前に下調べしていました。それでも、実際に暮らしてみて初めて分かることが多かった、というのが正直なところです。

 

【セブ親子留学:現地生活費の目安(3人家族・3週間)】

・外食費: 約2万円

・交通費: 約1万円

・日用品・雑貨: 約4万円

・合計: 約7万円(※学校の寮費・授業料を除く)

投稿日:
カテゴリー: 未分類

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です